アルトコイン イーサリアム(Ethereum)

【2018年】ビットコインに次ぐ仮想通貨「イーサリアム」とは?長期チャートに見る歴史と今後の将来性を探る!

投稿日:2017年10月28日 更新日:

ethereum_top

 

仮想通貨の大手取引所では、最近ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコインと呼びます)の取扱いを徐々に増やしていますね。ビットフライヤーは2017年にイーサリアムやモナコインなどの取り扱いを追加、GMOコインも2017年10月にライトコインの取扱いを初めています。コインチェックはもともとアルトコインの取扱い銘柄が豊富という特徴をウリにしていたりしますね。

ビットコインは2017年全般で、乱高下劇場を披露しながら結局7倍の高値までつける強さを見せていますが、その陰でアルトコインもまた活況。注目度がズンズン上がってきています。

その中で主要取引所がこぞって取扱いをしているのがイーサリアム(Ethereum)です。仮想通貨時価総額は、ビットコインに次いで2位。アルトコインではトップです。

※追記(2018年1月8日)
2017年末から2018年初に一時的に、イーサリアムはリップル(※)に次いで3位になりましたが、1月8日14時時点で2位に復活しています。アルトコイン上位の時価総額はあまり大差がないので、ランキングの入れ替わりは頻繁になると思われます。

【2018年1月】仮想通貨時価総額ランキングの記事はこちらから

今回はそんな、ビットコインに次ぐ仮想通貨「イーサリアム(Ethereum)」について、特徴を説明しつつ、長期チャートに見る歴史と今後の将来性を探っていきます。

仮想通貨元年の2017から、2018年へ。ビットコインとともにイーサリアムの価値がどれくらい成長するのか楽しみですね。

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イーサリアム(Ethereum)とは?

eth_coinmarketcap1228_参照: Crypto-Currency Market Capitalizations
(仮想通貨の時価総額ランキング /2017年11月28日現在)

イーサリアム(Ethereum)はビットコインと同じように仮想通貨のひとつです。また、ビットコイン以外の仮想通貨なので1000以上あるとも言われているアルトコインのひとつでもあります。仮想通貨の年間の時価総額ランキングではビットコインに次ぐ2位。ビットコインが時価総額が約29兆5000億円のところイーサリアムは約8兆 2,500億円(2017年11月28日現在※)。アルトコインの中では時価総額トップの仮想通貨ということになります。

そんなイーサリアムは、実のところ仮装通貨そのものの名前ではないんですね。

えっ、じゃ、何なの?と思いますね。

実は、ネットワーク上で様々な試みを実行するための分散型アプリケーションのプラットフォームの総称が「イーサリアム」という名称なのです。プラットフォームというのは、OS(オペレーティングシステム)やハードウェアを実行する土台となる環境のことですね。

このプラットフォーム上で実装されるプロジェクトの取引で使われる仮想通貨は「Ether」でイーサという名称です。よって、本来ならば、仮想通貨としては「Ether(イーサ)」と呼ばれるはずなのですが、プラットフォームの名称「イーサリアム」がそのまま仮想通貨の銘柄名として広まっているのが現状です。日本の取引所では「イーサリアム」を銘柄名として使っている事業所が多いですね。

イーサリアムの特徴

イーサリアムの分散型アプリケーションのプラットフォームは、ビットコインの取引記録をするブロックチェーン※という技術を基盤に作られていて、誰でも参加できるオープンソースとして公開されています。

※ブロックチェーンについての記事はこちら

イーサリアムの大きな特徴は、ビットコインと同じブロックチェーンの技術を使いながら、そこからさらに機能を拡張させて「スマートコントラクト」という技術を実装可能にしている点です。

スマートコントラクトとは、直訳すれば「洗練された契約」ですね。

スマートコントラクトは、その名の通り、契約を契約としてその実行を確固たるものにする役割を担う仕組みです。

ビットコインでは、ブロックチェーン上で取引記録を管理していますが、スマートコントラクトには、さらに契約内容までを記述してその契約を自動的に実行・保存できる機能があります。

つまり、イーサリアムでは、取引と同時に契約内容まで管理することができるということです。しかも、契約内容は半永久的に保存することが可能。10年前、20年前の契約内容でも言った言わないのいざこざが起こりにくいわけです。

スマートコントラクトのメリットは、なかなかイメージしにくいかもしれませんね。ちょっと日常レベルで例をあげてみましょう。

「スマートコントラクト」初心者のためのわかりやすい例

スマートコントラクトのメリットは日常レベルに落とし込むとわかりやすいかな、と思うので庶民的な例をひとつ。

例えばあなたが近所にできた新しいカフェに行って、パスタランチを食べたとしましょう。その時の店長と仲良くなり「ご近所の方だし、あなたは特別にセカンド来店してくれたら、コーヒーチケット5回分用意しときますのでまた来てね」と言われたとします。

近所のカフェでコーヒーチケット5回分は魅力です。女性店長もかわいいし、ならば、と再びカフェに行きます。店長もいるしコーヒーチケットの件を期待して食事をすませ、会計をします。でも、コーヒーチケットのことは一言も言ってくれません。

あなたは、勇気を振り絞って、「あのコーヒーチケットってもらえるんじゃなかったでしたっけ?」と聞くと、「何のことですか?当店でですか?」とかわいい店長がシレっとしています。あなたは、あの約束は夢だったのか、とか思い落胆します。

でも、スマートコントラクトの仕組みなら、店長がコーヒーチケットの話をした時点で契約が記述され、しかも、次回、自動的に実行される設定をしておけば、あなたは期待を裏切られることはなくなるわけです。

庶民的過ぎてかえってわかりにくかったら、すみません(笑)




ビットコインとイーサリアムの主な違い

イーサリアムの特徴を整理するには、ビットコインとの違いを比較するのが最もわかりやすいかもしれません。

項目 ビットコイン イーサリアム
通貨単位 BTC ETH
リリース 2009年1月 2014年7月
管理者(中央銀行や組織) 不在 不在
主な活用目的 決済取引 アプリケーション実装のプラットフォーム
発案者 ナカモトサトシ(不明) ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)

ビットコインとイーサリアムの違いは、とにかく活用目的です。ビットコインが決済取引の手段として流通していることに対し、イーサリアムはアプリケーションを実装するための基盤(プラットフォーム)として機能しているところ(赤字部分)です。目的が違えば、今後に行き着くところも異なってくると考えられますね。イーサリアムで社会貢献性の高いサービスで実績が出たら、大きく値動きするかもしれませんね。

イーサリアムの歴史と長期チャート

Ethereum_chart02

イーサリアムの歴史はとても浅く取引所歴は2年ちょっとです。2013年にベースとなるプログラムが考案され、後、2015年に実装可能になったイーサリアムが公開されました。2015年のリリースからの値動きは、上のチャートのとおりです。

2017年から急激に値上がりを見せていますね。

値上がりひとつの山は6月。1イーサ43,804円の高値をつけ、その後3万円台で推移していましたが、12月に入り、ふたつ目の山を迎え、9万円台の高値更新、現状8万円台で小さな上下を繰り返しています。

そして、

2017年1月は1イーサ1,000円台でしたから、6月の40,000円台をポイントにすると半年で40倍以上、12月の90,000台をポイントにすると約1年で90倍の値上がりを記録したことになります。仮想通貨市場は、どんな金融市場よりも刺激的ですね。

では、短い長期チャートですが、その具体的な歴史を辿ってみましょう。

【2013年】ヴィタリック・ブテリン氏イーサリアム創案

19歳の若きプログラマーのヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏がイーサリアム(Ethereum)を創案。ヴィタリック・ブテリン氏は17歳の時に出会ったビットコインの情報収集を始め、WEBサイトでビットコイン関連の 記事を書くなどもされていたようです。

イーサリアム(Ethereum)は「あらゆるアプリケーションで機能させるプラットフォーム」というアイデア。これは、彼の熱心な情報収集と旅でとらえた世の中のニーズを察知するセンスより生まれました。

【2014年】イーサリアム先行販売(プレセール)

イーサリアム(Ethereum)の先行販売(プレセール)が行われました。販売条件は2000ETHを1ビットコインと交換(1ETH=0.0005BTC)。

【2015年6月】イーサリアム公開(リリース)

2015年6月に、実装可能なイーサリアム(Ethereum)のブロックチェーンが公開され、日本の仮想通貨取引所でも取り扱うようになりました。
リリース価格:1ETH=0.008BTC(300円)

【2015年末】マイクロソフトがイーサリアム導入

マイクロソフト社がイーサリアム基盤のブロックチェーンを導入しました。

【2016年3月】ホームステッド(安定板)へアップデート

イーサリアムが新バージョン「Homestead(ホームステッド)」に移行。ハードフォーク(規格変更による分岐)を行い、より安定した分散型コンピュータープラットフォームとなりました。

この安定版へのアップデートにより、イーサリアムを活用した取り組みを検討していた、企業や団体がアプリ開発に参入する期待感から価格が高騰。1ETH=1,696円をつけました。

【2017年2月】EEA発足

イーサリアムのブロックチェーン技術の研究や開発、ノウハウを共有し合うためにの連合団体EEA(エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス)が発足しました。

加盟企業は、Intel、Microsoft、UBS、ING、サムスン、三菱東京UFJ銀行、トヨタ、JPモルガン他、150社(2017年10月現在)

【2017年6月】プーチン支持で価格高騰

クレムリンの公式サイトに、ロシアのプーチン大統領が、ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)と会談し、ロシアでブロックチェーン技術を実装するための現地パートナーとの協働関係を構築する彼の計画を支持した、という情報が掲載される。

プーチン承認により、イーサリアムの価格は一時4万円以上の高値をつけました。

【2017年12月】Madrec発足・データ照合にイーサリアム活用

12月12日に、UBSがMadrec(Massive Autonomous Distributed Reconciliation)」というプロジェクトの発足を発表。バークレイズ、クレディスイス、KBC、SIX、他、多数の金融機関とともに、イーサリアムを活用したデータ照合の簡素化への取り組みを行っていくことが報道されました。

このニュースは大きな期待の要因のひとつとなり、イーサリアムへの注目が一層高まりで、入手したい人が増え、価格が上がり調子となっています。

イーサリアムの今後の将来性

ここまで、イーサリアムの特徴や歴史をお伝えしてきました。

イーサリアムは、何と言っても、ビットコインのように通貨としての機能に加え、契約情報を一括で紐づけて管理することができることが魅力です。

この技術を応用すれば、仲介をする業者を通さずに、個人間で取り決めた契約がきっちり守られる仕組みが成立します。不動産や金融の他、海外旅行のガイドやオプショナルツアーなども旅行代理店を通さずに安く契約することができますね。

このようなイーサリアムの柔軟な拡張性を今後、将来的にビジネスに役立てようという企業も増えています。歴史の中で記載しましたが、イーサリアム企業連合(EEA)には、インテルやマイクロソフト、日本でも三菱東京UFJ銀行やトヨタなどは、既に加盟しています。

また、既に、イーサリアムの上場投資信託(ETF)がアメリカ証券取引委員会(米SEC)に申請されています。また、近く、イーサリアムの決済機能がアップデートされ、以下の環境になる予定です。

  • 取引速度の超速化(1秒以内)
  • 取引手数料がほぼ0円近くにまで可能にする

仮想通貨としてだけでなく、便利なアプリケーションが実装できるプラットフォームとして機能するイーサリアム。価値としてのスペックはかなり高いのではないでしょうか。

また、ビットコインに続き、日本国内でイーサリアム決済ができる店舗やサービスも出てきました。

参考:日経新聞(2017/9/29)電子版仮想通貨2位イーサリアム、国内で決済可能にlink02

通貨は流通しはじめると認知が広がりますよね。価格は、一時4万円台の高値をつけ、3万円台で落ち着いている感じですが、アメリカの上場投資信託の申請や大手企業の注目度からいくと、2018年もまだまだ、伸びそうですね。何しろ、時価総額はビットコインに次ぐ2位の仮想通貨ですから。

イーサリアム(Ethereum)取引ができる仮想通貨取引所

主要取引所ではほとんどイーサリアムの取扱いをしています。初心者マークのところは、スタンダードな売買がわかりやすく行える取引所です。トレードをやられる方は、トレード画面が充実しているbitFlyer(ビットフライヤー)、ビットコイン貸出サービスのあるQUOINE(コイン)あたりがおすすめです。

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    • 仮想通貨取扱い種類日本No.120wakaba03
      2018年1月27日追記
      【お知らせ】コインチェックは、2018年1月26日に発生したNEM流出トラブルにより1月27日現在入出金停止中です。
      ★Coincheck(コインチェック)link02

「取引所ってどこを選べばいいか迷ってしまう」と言う方は、目的別・価値観別で検討してみると良いですよ。

仮想通貨取引所を目的別にチェック!

まとめ

  • イーサリアムは仮想通貨の年間の時価総額ランキングではビットコインに次ぐ2位。
  • イーサリアムは通貨そのものではなく、分散型アプリケーションのプラットフォームの総称
  • イーサリアムの特徴
    • 通貨単位:ETH
    • スマートコントラクトで契約処理が可能
  • イーサリアムの歴史
    • 【2013年】ヴィタリック・ブテリン氏イーサリアム創案
    • 【2015年6月】イーサリアム公開(リリース)
    • 【2017年2月】 EEA発足
      加盟企業は、Intel、Microsoft、UBS、ING、サムスン、三菱東京UFJ銀行、トヨタ、JPモルガン他、150社(2017年10月現在)
    • 【2017年12月】USB主体でMadrec発足・データ照合にイーサリアム活用のニュース
      参加企業は、バークレイズ、クレディスイス、KBC、SIX、他、多数の金融機関。

通貨としての活用をメインとするビットコイン。ビットコインのブロックチェーン技術を基盤にスマートコントラクトの実装を可能にしたプラットフォーム「イーサリアム」。柔軟性として考えれば、イーサリアムの方が後々、汎用性があり、よって将来性もありそうですね。

ビットコインが仮想通貨界の王様とすると、イーサリアムは世の中を広く見れる質の良い幹部候補でしょうか。

ビットコインに次ぐ仮想通貨「イーサリアム」。短い長期チャートに見る歴史と今後の将来性を探りながら、個人的にイーサリアムは2017年夏に3万円台で0.3ETHを購入しました。日本円で1万円弱。

個人的にはアップデートの時などに機能が強化されて、という軽い期待です。毎回投資スケールちっちゃくてスミマセン(^_^;)

購入した仮想通貨取引所はビットフライヤー(bitFlyer)です。頻繁に売買をやられる場合は売買手数料が安いザイフ(Zaif)が良いかもです。個人的には1年以上成長を見届けるつもりなので、最大手取引所でじっくりホールドという感じ(^_^)

イーサリアム、今後のアップデートの実装を見守りながら、2018年以降もチェックしておきたいアルトコインです。

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