2017年10月に50円程度の価格から一時700円超をつけて、一気に注目度を高めたモナコイン。その後11月は500円前後に落ち着いていたところ、12月に上旬に再急騰。あれよあれよという間に、2,500円を超えてしまったのには驚きましたね。
なんで?なんで?と思っているうちに、良き波に乗った方、また、買い逃したと思っている方、また安く売りすぎてがっかりしてる方、いろいろでしょう。
でも、やっぱり気になるのは、急騰理由ではないでしょうか。
前回10月の高騰は、きっかけとして国内最大手の仮想通貨取引所bitFlyerでモナコインの取扱いがスタートしたことやいくつかの要素が考えられました。
でも今回は、特にモナコインのビックニュースはなかった気がします。そこで、こちらでは第2次急騰劇の理由を探り、今後の将来性を再び考えてみたいと思います。
まずは師走の急騰劇のおさらいから。
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2017年12月モナコイン急騰
それまで10円~50円程度だったモナコインが、一時700円超の高値をつけたのは、10月14日。その時点で1週間で14倍と騒がれていました。
今回は、500円程度で推移していた状況から一気に一時2500円超の高値をつけ、ほぼ1週間で5倍、2か月前の50円程度から比べると、50倍超にふくらんだカタチとなります。
2か月で50倍ということは、2か月で
- 1万円が50万円
- 100万円が500万円
- 1000万円が5000万円
ということです!
最安値で買って最高値で売るなんてワザが出来る人はそうそういませんから、この価格幅で利幅を取れた方も多いと思います。まだ、売られていない方は次の波を待ちたいところですね。
そう、気になるのは、次の波です。一発屋みたいなコインだったら残念ですから。
で、チェックしたいのは高値をつけた後の値動きです。
上チャートはモナコインが急騰した1週間の価格推移です。
追記(2018年1月4日)
12月6日に一時、2,500円を超え、翌週は1,800円~2,000円あたりを行ったり来たりしていたものの、その後暴落。一瞬、どこまでいってしまうの?と思いましたが、現在は1,100円前後で落ち着いていますね。
前回10月の第1次急騰の時もそうでしたが、700円超から50円までは下がってはおらず500前後で推移していましたが、今回第2次急騰は、前回よりも値上がった分、下げ幅も大きかったので、多くの方が傍観モードになりました。他のアルトコインへ資金が流動しているということもあったようです。
ただ、2017年12月暴騰要因のひとつとされるトレーダーさんが2018年1月4日に再びモナコインを買う、とTwitterでツイートしていました。(後程紹介)今後の様子は要チェックです。
個人的には短期利確派ではなく、半年以上ホールドで成長を見守る派なので、1,000円台前半はむしろ買っておきたい場面です。
モナコインの1次急騰後30%値下がりした時売ってしまった人は、第2次急騰は味わえなかったわけです。ビットコインも夏の分裂前の暴落で手放した方がたくさんいましたが、2017年の年末の200万超えの高騰を味わえたのはホールド派です。
今後、モナコインは5000円にも1万円にもなるといわれていたりもしますので、個人的には下がっても上がってもしばらく売らず2018年の年末の様子を見てみたい、と思っています。新年は地味に買い増し中といったところ。
※こちらあくまでも個人的な見解ですのでご参考まで。
下げたところで買いたい人がいる、ということはそれなりに人気があること。モナコインに投資価値があると思っている人たちが多いということ。では、モナコインの価値の指標となる、時価総額のランキングをチェックしてみましょう。
仮想通貨時価総額ランキングに見るモナコイン
引用:Cryptocurrency Market Capitalizations
仮想通貨の値動きや発行数等の情報をリアルタイムで発信していCryptocurrency Market Capitalizationsから引用した仮想通貨の時価総額ランキングです。
11月23日にモナコインは28位でした。
そして、今回の高騰後、12月9日時点では、モナコインの時価総額ランキングは21位にランクアップしていました。
<注>その後、急落でランクダウンしています。値上がればまたランクアップしていきますので、ニュースがありましたらまた追記しますね。
仮想通貨の時価総額とは、仮想通貨の価値を評価する際の指標です。モナコインが半月で7ランクもアップした実績は、やはり注目度が高まり、欲しい人が増えてきた証でしょう。
- 急騰したけれど1,000円で下げ止まっている
- 時価総額ランキングが21位をマークした!
この2点では、現時点、モナコインは好イメージです。
でも、今回の一時的な急騰はあまりにも激しすぎました。その理由はいったい何だったのでしょう?
モナコイン再急騰の理由
今回、急騰の理由がメディアや記事で発信されている情報がまちまちで、つかみどころがないのが現状です。よって、こちらもそれらを吟味した推測になります。
急騰した理由として3つ考えられます。
- 強靭な投資家がモナコイン買いに参入
- モナパーティ(Monaparty)リリース
- ビットフライヤー海外上場でモナにも期待
加えて、以下、前回10月時点での理由材料も含まれると思われます。
- ビットフライヤーが取扱いをして認知度が一気に上がったこと
- モナコインのハイスペックさに対し時価総額が格安
- 唯一日本産コインの存在に注目
- 外国人買いが急増している
高騰理由1)強靭な個人投資家がモナコイン買いに参入
200億投資家cisさんがモナコインを11月30日に1000万円買ったとツイートしています。そして、続いて「1000万円は投資ではなくネタ」というツイートに対し、仮想通貨投資をしている人たちの間でリツイートされまくり、高騰の火種となったことが推測されます。
1000万円の買いで価格が釣りあがるの?
と不思議に思う方もいるかもしれませんが、株でも発行数が少ない会社などの株はちょっと大きな買い注文が入ると一気に価格が上がります。
しかも仮想通貨は株と比べても市場が小さいうえに、発行上限数が決まっているので大量買いが入るとより急騰材料になります。
今回、cisさんの大量買いでモナコインに注目度が上がり、買いたい人が増え、どんどん価格が上がったということは十分考えられます。
ちなみにcisさんはwikipediaにも情報がある投資家さんです。
大学3年生だった2000年に104万円の元手で株式投資を始める。トレードスタイルは、デイトレードやスイングトレードと呼ばれる短期取引手法。電子掲示板で「挑発的な発言」を行うことで、日本のデイトレーダーに知られるようになる
引用:ウィキペディア
↓cisさんのTweetはこちら
ビットコインまた買った
売ったところより高い値段で・・・— cis@株 先物 FX 仮想通貨 ドラクエ (@cissan_9984) 2017年11月30日
↓1000万円は投資ではなくネタというcisさん
モナコインは9割ネタで投資ではないです
1000万ちょっとしか買ってないし
たぶん投げ銭とか、イベントの景品とかにして使ってしまいそう
でも今の時価総額低いし名前が良いから30倍もワンちゃん?— cis@株 先物 FX 仮想通貨 ドラクエ (@cissan_9984) 2017年11月30日
↓cisさん、2018年値下がりしているモナコインを買うようです(※2018年1月4日追記)
リップルで得た利益でモナコイン全力買いしていきます。
売りで参加している方々すいませんが焼き払いますね— cis@株 先物 FX 仮想通貨 ドラクエ (@cissan_0721) 2018年1月2日
高騰理由2)モナパーティ(Monaparty)リリース
モナパーティーは、モナコインを使って独自のコイン(トークン)を発行できるプラットフォームです。
独自のオリジナルトークンを作る時に、モナコインを使うということは、トークンを作るとモナコインが消費され、モナパーティー上でモナコインの流通量がその分少なくなるので、モナコインの価値が上がっていくという概念になります。
よって、トークン発行が盛り上がれば盛り上がるほど、モナコインの価値があがってくことになります。
モナパーティーのリリースは、モナコイン高騰理由にはいくぶん弱い感じはありますが、話題性として高騰の欠片となっていることは考えられます。
ところで、独自トークンって何ができるの?と思った方のために補足させていただきますと、ゲーム内のアイテム課金やブログで小口決済ができるように設定したり、使い方はいろいろです。
海外ではミュージシャンやクリエイターたちがファンとのやりとりに独自トークンを発行して絆を深める戦略にも使われていたりします。自分銀行発行の自分のコインですね。
高騰理由3)ビットフライヤー海外上場でモナにも期待
仮想通貨取引所最大手のbitFlyer(ビットフライヤー)が11月28 日からアメリカでも仮想通貨交換業をスタートさせました。
米国市場においては主に 機関投資家に向けたサービスを提供するとのことで、大きな資金が動きそうです。
bitFlyer 米国事業開始ニュースリリースはこちらPDF
モナコインは唯一日本産コイン。bitFlyer(USA)の海外取引所でモナコインを取り扱えば、注目度は高まり価格の期待値も大。こちらはあくまでも希望的推測ですが。
再高騰モナコインの今後と将来性
ここまで、モナコインの再急騰した現状のおさらいと高騰理由についての推測をお伝えしました。
今回モナコインの高騰理由は投資家さんの大量買いが口火になった可能性が大ですが、モナパーティーリリースやモナコインを取り扱うビットフライヤーの米国進出からの期待感をベースに、時価総額は順調にアップしていますし、高騰の後に暴落していないですし、個人的には好材料はそろっているコインかな、と思っています。
好材料としては、前回10月の高騰理由が多分に含まれます。
今後、値を下げる日に買って仕込みたい、というのが個人的な意見です。
モナコインが買える取引所
日本の取引所で、モナコイン(MONA)の取引が可能な仮想通貨取引所は以下になります。
◆仮想通貨国内取引量No.1
bitFlyer(ビットフライヤー)
◆マイナス手数料が魅力!
Zaif(ザイフ)
<注>今、Zaifさん口座開設者が殺到しているようです。本人確認書類と入力を間違えると登録完了まで時間がかかってしまうので、注意してくださいね。
Zaifの本人確認完了までの状況(2017年12月現在の状況)
◆FXトレードに強い!
bitbank(ビットバンク)
まとめ
- 2017年12月モナコイン再急騰の理由
- 強靭な投資家がモナコイン買いに参入
- モナパーティ(Monaparty)リリース
- ビットフライヤー海外上場でモナにも期待
- 2017年10月高騰理由もベースにある
- ビットフライヤーが取扱いをして認知度が一気に上がったこと
- モナコインのハイスペックさに対し時価総額が格安
- 唯一日本産コインの存在に注目
- 外国人買いが急増している
12月に入り、ビットコインと連動するように爆あげしたモナコイン。当ブログに、「モナコインは売ったのですか?」という問い合わせがありました。
前回のモナコインの記事に書いていた、52円で購入した10モナコインのことですね。
実は、その後、400円程度で7モナ買い足しており、現在17モナコイン保持しています。買い増ししてもスケールちっちゃくてスミマセン(^_^;)
ということで、モナコインが現在1,800円とすると、2か月で、
出資額約3000円⇒約30,000円
ということになります。
何と10倍!!!でも売りません。
スペック自体は悪くないし、勝手に今後の将来性を感じてしまっているからです。育つ姿を見たい気もしていまして、ね。
投資家さんが買い増ししてくれたりするのを期待したりしながら、下がった時に買い増ししていくつもりです。
現在、個人的にリップルも気になり出し、20円台、100円台以降も買い始めていたりも。仮想通貨ドリーム、宝くじよりも絶対、喜びの確立は高い気がします。
みなさんはどうでしょうか?
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